ソフト概要
LCx配合飼料設計ソフトはパーソナルコンピュタ用に最適化した線形計画法を用い、価格の上下限の限界計算も可能にしております。
LPは数理計画手法として古くからら知られ、数理計画を活用したソフトは大型コンピュター用として使用され価格も高価でした。
表計算ソフトを用いる簡易的な配合計算で計算させることも可能ですが、幾通りもの配合割合で正確且つ素早く計算させるには手間と多くの時間を必要としてしまいます。
簡単に正確に配合設計を行うには専用のソフトウエアを使用しトータルコストの低減を図ることが不可欠です。

本ソフトの基本は以前のMSDOS時代に、ご利用頂いていた配合飼料計算ソフトを基本に置いて現在のWindowsであるVista,XP、2000で動作させるよう全面的に構築したもので、Windows8、7に対応したVer3も御座います。
配合原料には組み込み型のSQLデータベースを採用しておりますので、今後の改良でLAN(ネットワーク)対応のソフトにも柔軟に対応致します。





 LCx 特長
■簡単操作
操作はGUIを使用して操作が出来るため、コマンドやエディタの使い方を覚えてコンソールから入力、設定を変更する」という作業が不要となり、操作に不慣れな方でも安心してお使い頂けます。

■線形計画法の採用
最低価格を求める計算は線形計画法を用いて高速且つ正確に行います。

■限界価格計算処理
上記の線形計画法に加え限界価格計算も行い、使用原料の単価の変動による変化も求めます。

■強制計算
制限の値(矛盾な制限など)によっては最適解が得られない場合がありますが、計算可能な部分まで強制的に計算し配合量を算出しますので制限値の変更が容易です。

■安定データベース
SQLデータベースを採用していますので、各データの追加・変更・削除などが安定して簡単に行えます。

■栄養計算
線形計画法での算出以外に配合の栄養計算や価格計算を手動でも簡単に計算でき、線形計画法で配合計算させた答えを基に手動で変更を加え栄養量や価格を計算することができます。

■プログラムの更新
インターネットを使用して最新のプログラムを入手できます。



 導入のメリット
LCx配合飼料設計ソフトを使用することにより、畜産の飼料計算を簡単に行うことが出来ます。
日本製のソフトなので、設定項目なども判りやすい日本語で書かれていますので、ミスが軽減されどなたでも簡単に管理ができます。
わかりやすい画面なのでコンピュタに精通していなくとも計算などが簡単に可能となり、コストの低減に貢献します。


 環境
 
「LCx Feed.Plan」を使用するには、以下のハード装置が必要です。      
  LCx配合飼料設計 V3LCx配合飼料設計 V2
コンピュータ本体 Intel社製1GHz以上の32ビット(x86)プロセッサまたは64 ビット(x64)プロセッサ IBM PC/AT互換機 Intel社製PentiumV以上のCPUを搭載したIBM PC/AT互換機

対応ОS Windows 7 Home Premium, Professional, Ultimate 32ビット(x86)または 64ビット(x64)

Windows 8, Windows 8 Pro 32ビット(x86)または 64ビット(x64)

Windows 10 Home,Pro,Enterprise
32ビット(x86)、64ビット(x64)
Windows Vista   Home Basic / Home Premium /   Business / Ultimate

Windows XP    Professional / Home Edition

動作メモリOSの推奨メモリ容量以上
ハードディスク容量 80MB以上の空き容量
CD装置 CDROMが読み取り可能なもの
ディスプレイ1024×768ピクセル以上を推奨
プリンタOSで動作可能なプリンタおよびプリンタドライバ
ネットワークインターネット接続可能環境



 主要仕様

  LCx配合飼料設計 V3 LCx配合飼料設計 V2
原料データ数最大200種 (原料コード:1〜200)
栄養素数最大40項目
制限表数無制限(ハードディスクの容量によります)
配合原料数原料データ(最大200種)の中から任意の40種以下
制限数下限、上限の合計40個
栄養計算表数無制限(ハードディスクの容量により異なります)
処理・機能 LP計算、栄養素登録処理、原料登録処理、原料単価一括処理、配合制限処理、栄養計算処理
出力帳票配合計算表(原料割合)、配合計算表(栄養量割合)、原料栄養素一覧表、配合制限表、栄養計算表